よくあるご質問

最近、時々、動悸がするのですが、心配です。先日、健康診断を受けたのですが、心電図上は、特に心配無いと先生から言われました。次に、どうしたら良いか悩んでいるのですが。(台東区57才男性)

一般に、動悸とは、
1)胸が圧迫される感じ、
2)脈が速くなる状態、
3)脈が抜ける感じ、
4)脈が遅くなる場合、等に分類されます。

1)の場合
①虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)
② 肺血栓塞栓症(下肢の静脈瘤がある患者、エコノミークラス症候群)

2)脈が速くなる場合;頻脈性不整脈の場合が多いです。
①上室頻拍、心房細動、心房粗動など
②心室頻拍、心室細動、めまい、失神を伴う場合が多く、危険。

3)脈がぬける感じ
①上室期外収縮、心室期外収縮
②発作性心房細動など

4)脈が遅くなる場合
①房室ブロック(高度房室ブロック、完全房室ブロックなど)
②洞機能不全症候群
③徐脈性心房細動(上記、②に含まれる、徐脈頻脈症候群)など

いずれも循環器内科専門医に御相談ください。

腹痛があるのですが、どこに相談すれば良いでしょうか?埼玉県35才女性

まずは、総合診療科受診が良いです。症状や、検査所見から、適切な診療科を紹介していただきましょう。もちろん痛みの程度が強ければ、早めに、受診しましょう。

①心窩部痛;胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎
②急性炎症;急性胃腸炎、急性膵炎、急性胆嚢炎、急性虫垂炎(いわゆる盲腸炎)、腹膜炎、大腸憩室炎など消化器内科専門医に御相談ください。

①女性の場合;子宮外妊娠、卵巣出血、卵巣嚢腫の茎捻転など
婦人科専門医に御相談ください。

①急性心筋梗塞(上腹部痛の場合があります)、急性大動脈解離、腹部大動脈瘤(切迫破裂)
②腸間膜動脈血栓塞栓症;心房細動患者で、腸間膜動脈に起きる血栓塞栓症です。
循環器内科専門医に御相談ください。

最近坂道を登るときに息切れ(呼吸困難)があるのですが、どうしたら良いでしょうか? どの科に行って、診察を受けるべきでしょうか?大田区65才男性

疾患としては、以下が鑑別疾患になります。

①狭心症、急性心筋梗塞
②慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎
③気管支喘息
④心不全
⑤肺血栓塞栓症
⑥肺癌
⑦気胸
⑧肺炎
などが、考慮されます。まずは、循環器内科専門医または、呼吸器内科専門医に御相談ください。心電図、胸部X線検査、血液検査、場合によっては、胸部CT検査も必要な場合があります。

最近頭痛(頭がズキズキすることが多い)がしばしばあるのですが、どうした良いでしょうか?どこの科に受診したら良いでしょうか?板橋区40才女性

①片頭痛 ②くも膜下出血 ③髄膜炎、脳炎 ④脳腫瘍 ⑤脳梗塞、脳出血 ⑥頸動脈、椎骨動脈系の血管の解離
などが代表的な疾患です。まずは、脳神経内科専門医に御相談ください。頭部CTや、MRI検査が必要になる場合が多いです。

最近胸が痛くなる、胸が圧泊される(坂道を登るときに起きることが多いです)、最近は、安静時にも、胸痛が認められます。どのような疾患がありますか?中央区63才男性

疾患として、鑑別すべきは以下になります。

①狭心症
②急性心筋梗塞
③急性大動脈解離(解離性大動脈瘤)
④急性肺血栓塞栓症
⑤自然気胸(緊張性気胸)
⑥急性心膜炎、急性心筋炎
⑦大動脈弁狭窄症
⑧急性胸膜炎、肺炎
⑨逆流性食道炎

まずは、循環器専門医に御相談ください。上部内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)が必要になる場合があります。

遠方にいる母が、電話に出ないため、近所の親族に調べてもらいました。ベッドで、意識の無い状態で発見されました。どのような疾患が考えられますか?千葉県53才男性

既往歴、内服歴(糖尿病、高血圧、脳血管障害、肝疾患、てんかん、内分泌疾患、不整脈など)、目撃者の証言を参考にします。

疾患としては、
①糖尿病関連;低血糖、糖尿病性昏睡
②脳血管障害;脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など
③外傷性;硬膜下出血、脳挫傷など
④感染症;重症肺炎、敗血症、急性腎盂腎炎など
⑤心原性;急性心筋梗塞のショック状態、心室細動などの重篤な不整脈
⑥急性大動脈解離(解離性大動脈瘤)
⑦内分泌疾患に関連;甲状腺クリーゼ、副腎不全、下垂体機能不全など
⑧熱中症(重症脱水症)
⑨けいれん発作後
などが代表的な疾患です。詳細は、循環器内科専門医、脳神経内科専門医に御相談ください。

ウェアラブルウォッチをしているのですが、友人に脈拍100以上のイベントが、ゆるいランニングとか何もしていない時間帯に多すぎるのではないかと言われました。1日に10回以上もあります。睡眠時脈拍数も70~90位であり、時折動悸がすることもあります。何らかの病気なのでしょうか。 世田谷区43才女性

心房細動、心房粗動、心室細動、心室頻拍、甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫、敗血症、貧血、ショック、心不全、慢性肺疾患等の可能性があります。循環器専門医に診ていただくことをお勧めします。